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【DX3rd】20200502~06フーカCP感想

 こんばんは。たけしんです。

 今回は、人生初のDX3rdCPということで、張り切ってがんばりました。超楽しかったです。DX3rd自体は初心者卓でサラっとルールを学んだだけで、それもだいぶ前のことでしたから、ルール面などはほとんどわかってなかったのですが……強靭なGMとPLに助けられ、無事に終えることができました。ありがとうございました。

 

 

 ……とりあえず、自PCのキャラクターシートから。CP完走後に加筆とかいうわけのわからないことをしているので、いきなりエンディングを見せられてる気持ちになると思うんですけど、ご容赦ください。

 

PC2 灰簾 黒江(PL:たけしん)

https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/dx3rd/?id=XKtmRg

 

 UGNチルドレン、というのはUGNっていう組織で子供の頃から超能力の使い方を学んだ、戦闘マシーンの子どもたちだそうです。Dロイス:精鋭を取得し、より戦闘マシーンらしさアップ。色は青黒だったので、冷酷な任務マシーンとして開始しました。

 ですが、そこはせっかくのキャンペーンだったので、心を芽生える展開にチャレンジしてみました。テンプレですけど、テンプレって良いじゃないですか。

 そういうわけでCP1話は丸々、心が芽生えそうな……?っていう前フリに使わせてもらいました。まだ芽生えさせずに。

 後は、実際プレイしてく中で他の人たちから「百合キタコレ」みたいなことをめちゃくちゃ言われたので、百合百合させていただきました。こんなにやってよかったんだろうか、というのは未だにちょっと疑念があります。

 で、CP2話では百合百合していたところをきっかけに、感情を爆発させました。ここで感情を爆発するように仕向けて頂いたPC①には感謝してもしきれません。素晴らしいRPでした。お互いにやりたいことがわかって同じ方向に進んでいる連帯感すごかった。

 CP2話で大まかにやりたいことはやったので、3話ではより人間らしい、普通の学生らしい一面を推して行きました。エンディングシーンはGM様のおかげで最高のものが作れました。ありがとうございます(本来のシナリオから改変して黒江に合わせたものにしてくいただけた)。

 他の方の感想でありましたが、おそらくCP全体を通して一番変化したキャラだったと思います。ただ、それはもちろん周りのPCがしっかりしていたからこそできた迷いと変化でした。同卓したみなさん、本当にありがとうございました。

 

 あと、データ面の話ですが、今回はエンジェルハイロゥ/ブラックドッグのクロスブリード。一本だけ銃を持ちたかったので、ウェポンマウントで無理やりボルトアクションライフルを取得しています。データ的に特筆すべき部分はなく、あえて言えば中途半端な感じでしたが……まあ、初回だったのでこんなものですかね。

 ただ、キャラ作成時、データを作ってからキャラ設定に取り組んだんですが、データがまとまらない時は先にキャラ設定から作っていかないと後で食い違ったり、これキャラ設定から作ったほうが絶対楽だったじゃん!ってなるので、せめて大まかな方針は最初に決めておくべきだな、と思いました。

 

PC1 津籠 新(PL:とぺ子)

https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/dx3rd/?id=0xeRrW

 PC1。「ダブルクロスってこういう子が活躍するゲームなんだよね」というたけしんの想定通りのキャラでした。素晴らしいPC1だ素晴らしい。

 黒江がかなり冷たいキャラ付けを意識していて、それの対比として、非常に熱いキャラである新くんはとてもよかったです。

 PC1なのでスポットのあたるシーンが多く、そしてそのスポットを浴びてしっかりPC1として活躍してくれました。

 また、熱い性格を利用してPLさんがわざとPC2の黒江ちゃんと対立するようにキャラを誤解させ、その後衝突させるという試みをしていて、とてもエモかったです。存分に殴りあいました。いやほんと、CP1話で黒江ちゃんにためたものを上手に昇華してくれたのはとぺ子さんです。ありがとうございました。

 イケメンなのでモテモテ、最終的に女の子3人(八重樫、弓花、黒江)をはべらせる挙動をしています。許せませんね。あと、君の委員長、黒江ちゃんも狙ってるから。恋のライバルだから。PC1とPC2ってライバル関係なんでしょう?渡さないよ?

 とにかく素晴らしいPC・PLでした。ほんとありがとう!とぺ子さんの数々のアシストがなければ、黒江のキャラはここまで立たなかったです。ありがとう!

 

PC3 比良坂 夜(PL:はやみ)

https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/dx3rd/?id=3HFEAt

 PC3…3?PC99とかじゃなくて?

 「ダブルクロス支部長ってこんなキャラ付けなんだよね」というたけしんの想定を粉々に打ち砕く飛び道具キャラでした。おかしいだろ(冷静)。

 どう考えてもPC3じゃなくてエネミー1って感じなんですけど、中々どうしてPC3としての活躍が上手く。「知ってたんだがね」というムーブこそがノイマンの真骨頂である。ダブルクロスの深淵を又一つのぞかせていただきました。

 シナリオの展開も相まって、なぜかしっかりPC3として活躍しておりました。いやー、偶然って怖いですね。

 さて、黒江ちゃんからすると頼れる先輩です。黒江ちゃんは基本的には~だ、っていうぶっきらぼうな喋り方でしたが、比良坂先輩には敬語です。支部長が偉い、っていうのも多少はあると思うんですが、力量の差を本能的に感じているといったところですかね。情報収集パートでは黒江が抜けない情報を抜いた上で黒江の情報収集をエフェクトで援護してくれる、八面六臂の活躍でした。黒江ちゃんからの評価もうなぎのぼり。

 僕のイメージどおりの支部長はあんまり楽しそうじゃなかったので、PLから「俺はこういうのが楽しいんだぜ!」っていうのが直球に伝わってくるキャラシートで、PCの立ち回りもめちゃんこ面白かったです!

 後は、支部長と妖怪という立場を利用して、神出鬼没に他PCが映えるRPができるよう、色々していただけてありがたかったです。RPしやすくて助かりました。

 

PC4 犬神 仁(PL:とたけ)

https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/dx3rd/?id=4x7ji6

 PC4、頼れる大人ポジションです。比良坂先輩が組織の人間として活動する気ゼロだったので、組織の人間として振る舞ってくれる頼れる大人ポジションは必要不可欠でした。結果として、全体を引き締める効果が合ったと思います。ほんとありがとうございました。

 ダブルクロスの世界、少年少女に戦わせすぎですよね。っていう、あたりまえのことをあたりまえに言ってくれるキャラで、でも大人なりに悩んでいて。PC4とか言ってますけど本質はPC1で、でもそれが一線を退き、PC4になった――と解釈しました。

 教師という立場から、生徒たちを見事導いてくれたと思っています。もうひとりの大人がその、導く気ゼロですので……負担が大きかったかもですが、助かりました。

 先生はあくまで学校を去る。任務だから。でも、黒江は任務だとしてもこの学校から離れたくない――っていう対比もできて、ほんと良かったです。

 あと、比良坂先輩にめちゃめちゃいじられてて可愛かったです。

 黒江からすると、任務仲間以上の関わりはなかったんですが、短い期間に割と関わるべきところは関われたんじゃないかなって思ってます。あとは構造的にPC2,PC4が絡むって機会はあんまりなかったので……卓外でお互いかなり補填したと思います(キャラシートの履歴欄を用いた殴り合い)。

 楽しかった!あとは、PLとしては自分以外にもうひとり初心者がいたので安心できました。ありがとうございました!

 

GM フーカさん

 以前一度、SW2.5で同卓させて頂いたのですが、その時も良いRPをしてくださる方でした。今回のCPでは、かなり苦労をかけたようで……ありがとうございました。

 シナリオ中、PC2が特定のNPCに肩入れする構造にはなっていないはずなんですが、可能な限り黒江ちゃんに便宜を図っていただき、シーンを切り貼りし、とても生き生きと黒江(と八重樫)を動かす事ができました。感謝感激です。シナリオどおりやってたら、あそこまでエモいENDは迎えられなかったと思います。感謝です。

 あと、ルールミス多くてすみませんでした!時間管理なども完璧で、まったく過不足なく楽しむ事ができました。初DX3rdでしたが、ここまで楽しめたのはGMのおかげだと思っています。ありがとうございます。戦闘もとても楽しかったです。

 

全体を通して

 まず思ったのは、それぞれのPLが自分のPCに対して非常に誠実であったことです。PCが知らない情報とPLの知ってる情報の切りわけとRPがしっかりしていたので、違和感なく世界を楽しむことができました。

 また、もう一つはそれぞれのPLが他のPCと自分のPCを比較して、「こうしたらもっと自分が映えるし相手も映えるんじゃないか」という工夫ができていたこと。PC1-2の子供ライン、PC3-4の大人ライン。PC1-4のマトモな感性ライン、PC2-3のマトモじゃない感性ライン、みたいなものが、随所にあって。そういう見方がお互いにできていたのが、これだけ楽しいCPを産んだんじゃないかな、って思ってます。

 とにかく、PLGMともにパワーがめちゃくちゃ高くて。おかげで楽しいセッションになりました。TRPGの1プレイをセッションって呼ぶのは、こうやって各PL・GMが互いに干渉しあい、みんなで一つの物語を練り上げていくからなんだな……と、理解できました。

 後、CP完走したのもこれが初めてなのでそれも感慨深いものがあります。

 本当に、本当にありがとうございました!!