たけしん保管庫

たけしんがTwitterでは書ききれないことを書いとくやつです。

《ソード・ワールド2.5ビルド話》強いファイターを作ろう!(初心者向け)

 こんにちは、たけしんです。今回は、「じっくり作成でキャラを作ってみたいけど、ファイターってどうやって作ればいいの?」という人に向けた記事です。基本的には、好きな種族で好きな装備でビルドを組んでください。

前提

  • 自分が一番楽しめるビルドを好きに組もう
  • 性能だけじゃなくてキャラ設定から考えてもいいよね
  • 周りの人としっかりコミュニケーションをとろう

 周りに質問できる人がいるならその人に聞いたほうがよりよい返事が返ってくることでしょう。

 また、このブログでは全て性能面だけを見ています。あなたの作りたいキャラはエルフの戦士なんです!というのであれば、それは尊重されるべきです。好きなキャラを作りましょう。

 

今回のテーマ:強いファイターを作りたい

忙しい人向けの結論:レベル3特技で《薙ぎ払い》、レベル5特技で《頑強》をとろう。

 

 以下、解説していきます。まず、強いファイターの定義から入ります。

 

  1. 死なないこと
  2. 攻撃が当たること
  3. 火力が出ること

 

 この3点です。


 ①死なないこと

 気絶してはいけません。SW2.5は前衛が全滅すると後衛も全滅するようになっています。前衛にとって一番大事なのは死なないことです。また、気絶すると、味方のアウェイクンやアウェイクポーションがないと動けなくなります。また、気絶から回復したとしても転倒によって判定にペナルティが与えられます。一番大事なのは気絶しないことです。

 ②攻撃が当たること

 一番大事なのは死なないことです。これで壁として活躍できますね。でも、攻撃をしなかったら壁でいいですよね。ファイターなのですから、相手を攻撃したいところです。そこで大事なのは命中です。当たらない攻撃は攻撃をしていないのと同じです。攻撃を命中させましょう。命中を高めましょう。

 ③火力が出ること

 壁になり、命中できるなら、最後は火力です。火力を出しましょう。

 

 以上の定義を元に、強いファイターを作っていきます。

 

 

・種族

 リルドラケン(ルルブⅡ)、ナイトメア、ドワーフリカント、人間、の順番にオススメです。ただし、探索系B技能(スカウト、レンジャー)でどれを取るかというのも考慮すると、より強いキャラが作れます。

 PTでスカウトを担当する場合、リルドラケンとドワーフは避けておくと無難です。スカウトであれば、人間、リカント、ナイトメアが相性がいいです。

・技能

 ファイターは固定として、探索系B技能、エンハンサー(ルルブⅡ)、アルケミスト(ルルブⅢ)の順番にとっていくといいでしょう。初期作成なら「ファイター2,レンジャー1,エンハンサー1」のように。レベル5~6作成なら「ファイター6,レンジャー4,エンハンサー2,アルケミスト1」みたいな感じがいいと思います。練技・賦術に関しては後述します。

・戦闘特技

 ①死なないこと、を達成するため、レベル5で必ず《頑強》を取ること。③火力が出ること、を達成するため、レベル3で必ず《薙ぎ払い》をとること。

 なぜ《薙ぎ払い》なのか、というと、複数体攻撃できるというのが、SW2.5において非常に有効な攻撃方法だからです。敵が1体だけというのは非常に珍しいです。大体、ボスの周りには取り巻きがいますし、取り巻きがいないボスは複数部位を持っています。そのため、薙ぎ払いはほとんどの場合、最も火力を出すことができます。

 最低限《頑強》と《薙ぎ払い》をとっていれば十分です。レベル1戦闘特技は《斬り返し》《全力攻撃》《武器習熟A》《防具習熟A》あたりから好きなものを取りましょう。好きなものと言っても困るという人は《斬り返し》がおすすめです。僕が斬り返し好きなので。あなたも斬り返し教に入信しませんか?

 ……それはさておき、《薙ぎ払い》と《頑強》がとれていれば、既にある程度強いファイターになっています。レベル7以上の戦闘特技に関しては、武器習熟や防具習熟を自分が装備したい装備に合わせてとっていくと良いでしょう。

 こちらに関しての個人的なオススメは防具習熟:非金属鎧A,S,防具の達人で、SS非金属鎧の<ディバインスキン>を着ることです。が、防具の達人を取るレベル11までやるのはもはや初心者ではないです。好みの範疇なので好きにしましょう。

 

・武器と防具

 薙ぎ払い用に2Hの武器を装備します。自分の好きな武器を装備しましょう。ただし、命中が下がる武器(スピア、フレイル、ウォーハンマー)はやめておいたほうが無難です。武器にこだわりがないなら、命中が増加するメイス一択です。命中に余裕があるならソードとかアックスのほうが火力は出ますがが、それでもメイスはサブウェポンとして持っておくといざというとき役に立ちます。

 防具も好みのものを装備で良いと思います。スカウト担当などで、冒険中の判定にデメリットを負うのを嫌うなら非金属鎧を。冒険中の判定より戦闘中の活躍を希望するなら金属鎧を着るといいでしょう。たとえばリルドラケンとかドワーフなら金属鎧だといいでしょう。

 

・練技と賦術(ルルブⅡ、Ⅲが使える場合)

 練技はキャッツアイが最優先です。その後は好みですが、ビートルスキン、ガゼルフット、マッスルベアー、ストロングブラッド、アンチボディ、メディテーションが戦闘で活躍できます。自分のPCの長所を伸ばす様にとっていきましょう。例えば、ドワーフでガゼルフットをとっても焼け石に水ですし、ストロングブラッドは剣の加護/炎身があるドワーフには不要です。

 賦術は、ヒールスプレーが最優先です。ヒールスプレーを補助動作で撃つのがめちゃくちゃに強いので、とにかくヒールスプレーをもっておくと被弾が多い日も安心です。バークメイルは、戦闘準備の段階で発動できるため、二番目にとると良いでしょう。この2つに比べると優先度は大分下がりますが、パラライズミスト、クリティカルレイあたりはファイターとは相性がいいです。

 

・装飾品

 まずは能力増強の指輪・腕輪を使って、器用・敏捷のボーナスが増加する(器用16→18にできるなど)なら買いましょう。アルケミスト技能をとっているなら<アルケミーキット>を忘れないように。

 また、サプリメント「エピックトレジャリー」が使える環境なら、<スマルティエの装飾品>を買ってHPを伸ばしておくといいでしょう。あんまり書くと大変なので、とりあえずこのくらいです。

 

・消耗品

 一応書いておきます。まずアウェイクポーションを一個は持っておきましょう。レンジャーなら、それに加えて魔香草や各種ポーションを買っておきましょう。《ヒールスプレー》を持ってるならマテリアルカード緑B・Aをいくつか買っておきましょう。ヒールスプレーは一回でカードを二枚消費するので2の倍数買いましょう。

 また、お金に余裕があるなら<消魔の守護石>、<月光の魔符>、<陽光の魔符>なんか買っておくと便利です。この辺はお金に合わせて調整しましょう。こちらも書くとキリがないので、とりあえずこのくらいにしておきます。

 

 完成!この通り作成すれば、強いファイターのキャラクターが作成できます。

 

 

 以下、補足説明などです。

細々としたQ&A
 

 Q.自分の作りたいキャラのイメージと違うキャラができたんですが
 A.この記事は無視して自分のキャラのイメージに沿ったキャラで作りましょう。でも命中とHPは多めの方が良いよ。エルフとかでやりたいなら止めはしないけど、死んでも文句は言わないでください。


 Q.盾は?
 A.《薙ぎ払い》の強さが圧倒的なので、強いファイターが作りたいなら盾は不要です。盾が弱いわけではないですが、盾を生かした構成は初心者向けではないので、この記事では考慮しておりません。
 
 Q.魔法戦士で遊びたいんですけど
 A.魔法戦士は初心者向けではありません。なので、初心者にはおすすめできません。この記事でも考慮しておりません。
 
 Q.マギテックとって【ターゲットサイト】使って命中伸ばさないの?
 A.魔法を使うラウンドは制限移動になるので初心者向けではないと判断しました。そこまでしたい貴方は初心者ではないので好きにビルドしてください。
 
 Q.ライダーをとって騎乗戦士がやりたいんですけど?
 A.ライダーは処理が大変煩雑になるので初心者向けではありません。また、薙ぎ払いが使いづらいというのもあり、今回は考慮しておりません。あなたが初心者なら、ライダーは自分が慣れてきた頃にとっておきましょう。違うなら好きにしてください。

 

参考リンク

 【SW2.5】初心者向け ビルドの「考え方」
 https://kakuyomu.jp/works/1177354054893396599
 全部参考になりますが、ファイターに関してはサンプルビルド集に「初期 リルドラケン/ファイター/レンジャー」というのがあるのでそれが参考になると思われます。

 

 

まとめ:《薙ぎ払い》と《頑強》をとろう

 

以上です。いかがでしたか?それでは、楽しいラクシアライフを!